MX-991/U
FULTON

TL-122が、突然消灯したり落とすと消灯したりする。
スイッチ周りが原因の様で、弄ってはみたものの、構造的にダメな様子。
アングヘッド・100ルーメン程度の明るさ・単一電池による連続点灯時間
この組み合わせは非常に使い勝手が良い。
代わりとなる懐中電灯を探していたのですが、いつものお店でこのMX-991を発見しました。
入荷したばかりの放出品で、本当にタイミングが良いというか・・・w

純正クリプトン球 単一エボルタ 目視20ルーメンほど 20時間ぐらい
NITE-IZE 1WLED 2-6CELL 単一エボルタ 目視50ルーメンほど 70時間ぐらい
本体重量 約200g

パッキンは普通に柔らかい感じで、ラバーではない様です。
ここだけOリングですが、他のMX-991もOリングなので、純正なのでしょう。
ちゃんと[FULTON]って刻印があります。
テールキャップもパッキンが入っていますが、こちらは角ばってます。
クリップは真鍮製で、TL-122よりも厚みがあり頑丈です。
ネジ固定ではありませんが、内部まで貫通しているのでネジ固定にすることも可能です。
スライドスイッチは3段階で動き、1:OFF/2:ボタンスイッチ操作可能/3:点灯 となっています。
もちろん、1段目の状態でボタンスイッチを深く押し込んでも点灯することは無いです。

TL-122と比べて動作が硬いです。
また、誤作動もありません。
ネジ固定ではないので、スイッチが故障しない限り分解はしない方向です。
ヘッドはTL-122と変わらない印象。
ヘッドの中はごっつい銅版があり、頑丈そうな印象。
リフレクターは金属製で、反射面はメッキ塗装がされています。
球は普通のクリプトン球で、中国製の表記がされていました。
メンテナンスに球を取り出したところ、破裂して掃除が大変でしたが・・・。
FULTON純正は中国製じゃないと思われます。
キャップは生産時期によって、素材と色が異なるようです。

TL-122に使っていたLED球をこっちに回しました。
点灯時間は文句ないのですが、3WLEDで明るさが欲しいですね。
ですが、3WLEDは廃盤になってしまい・・・
テラルックスのフランジだけしかないですね。
ヘッドの中はパッキンとレンズがあり、こちらも防滴ぐらいはできそうです。
スプリングはカットされた部分が処理されていません。
本体側の通電部分はアルミの様で、若干さびていました。
テールキャップの中には予備球が入りますが、例によって使うのが怖いですね。
LED球を使っているので、使うことはないと思いますが。
レンズは、拡散・減光・青・赤 のレンズが付属しています。
拡散レンズが付属していたのが購入の決め手の一つでしたね。
ランタンフックは固定が硬すぎて工具がないと展開できません。
素材は真鍮でしょうか。
他のMX-991はすんなり展開できたのですが、これは固体差でしょうね。
私はビニールテープをキャップに盛って、収納時のフックに指が入るぐらいの隙間を作りました。
TL-122と比較すると、格パーツの互換性はほとんどないです。
これはリフレクターの画像ですが、MX-991は金属製で、反射面もむらのないメッキ塗装ですが、
TL-122は樹脂製で、触れると剥げるメッキ塗装に、むらがあります。
また、バルブキャップも、MX-991は山が多く細かく硬いので、しっかり固定ができますが、
TL-122は柔らかい上に山が少なく、キャップが外れ易いです。
また、各種パーツの厚みも違います。
これはヘッドの部分ですが、左がMX-991・右がTL-122 ご覧の様に厚みがMX-991の方が厚いです。
MX-991を手にとって、分厚く硬い印象を受けたのはこの為だったのでしょう。
TL-122は柔らかいですが、MX-991は硬く頑丈です。
これに伴い、本体重量もTL-122/130g MX-991/300g となっています。

長い間使うならば、MX-991が良いでしょうね。
TL-122はねじ山が歪んでいたり、スイッチの不良や耐久性の無さがあります。
まぁ、ロスコの製品全般に言えますが。


2011/03/29

MX-991/Uの放出品を見ていると、この状態で販売されているものがある。
実はこれ、メーカーがこの使い方を考慮しているのかは知りませんが、
フィルターを取り付ける部分を取り除くことで、照射パターンが拡大されます。
詳しくは照射一覧をご覧ください。

ちなみに、ロスコのTL-122では出来ません。


2011/03/31

防水試験

高さ1mの位置から、50cmの水を張ったバケツに懐中電灯を落下させる。
1.ヘッド・テール・ボディーの位置から落下させる。結果問題なし。
2.水中で衝撃を与える。結果問題なし。
3.水中でレンズを押さえる。結果問題なし。
4.水中で30分間放置する。結果問題なし。

本来、防滴の構造なので、水中用には使用できませんが、
うっかり水溜りに落としたぐらいならば問題はないという結果になりました。
大雨でも安心して使用できるでしょう。
ただし、放出品の中には痛みの激しい固体もあるので注意が必要です。


2011/04/07

メンテナンスの為にスイッチとクリップ部分のリベットをネジ固定にしました。M3/8mm
基礎が樹脂でしっかりと固定ができないので、内側をナットで留めています。
電池と本体の間のクリアランスが広い為にできました。
ついでに貴重なスイッチの画像です。
10年近く使用されている様ですが、油などは添付されていないにも関わらず、錆はひとつも無いです。
画像はグリスを塗っていますが、パッキンの破損した固体は高確率で錆びます。
スイッチにもグリスを少し多めに盛ってます。
ここはパッキンよりも上なので、水に触れる場所です。


2011/04/08

TOP