CROOS-SIM 07年11月製造

とあるリサイクルショップでみつけたクロスバイク。
「整備済み」と書いて整備がされていなかったが、気に入ったので購入することにした。

後に判明したその正体は[CROOS-SIM]
安価なクロスバイクの様な物で、
コンポネートはSHIMANOの最低グレード品。
フレームはシートステイ辺りが柔らかいですが、他はマシで、パーツ個々の質の悪さが目立ちます。
本当はクロモリ・リジッド・シングルスピードのMTBが欲しいのですが、
購入直前に長期間の資金難に見舞われ、「とりあえず使えて走れるバイク」を探した結果がこれ。
部屋に2台も保管出来ないので消耗したパーツを入れ替えながら最終的に純MTBにしたいと思います。

道は悪くて砂利道、普段は凹凸のある舗装路。
中途半端な坂が多いので、あまりスピードも出ず、
変速機もあまり使わない感じなので、シングルスピード化を前提に購入。
ルック車以前にクロスバイクなので、悪路に対する強度が気になるところですが、悪路は走らない
毎月グリスアップまで行いハブ・フレーム・フォークの内部までチェックしています。状態が分かったので3ヶ月毎
ツーリングは距離よりもちょっとした悪路走破の方が好きですね。最近は距離重視

まず、オーバーホールを行い、使えない装備を交換しました。
タイヤ・チューブ Vブレーキ/リア ブレーキレバー グリップ ディレイラー(シングルスピード化) ペダル ベル
整備記録
フロントのVブレーキは特に問題なく使用できますが、
一部錆が浮いて汚い感じです。
シューは交換済み。
近々Vブレーキ本体を更新予定。

ハブは鉄製で錆がきており、磨いたのですが根元まで腐食が進行している様子。
スポークも鉄製ですが、こちらは磨けばなんとかなりました。
エアロリムはアルミ、リム内側にはグレーの塗装の様な物が。
お金があればホイールもさっさと交換したいもの。

フレームは腐食はないものの、各所の塗装の剥れが気になります。
シートステイ辺りの剛性が気になるところでしょうか、ブレーキを力いっぱい握ると左右に膨らみます。
普段はこんなことしませんが、コーナーとかどんな動きをしてるんでしょうかね。
シューとリムの間は2mmぐらい余裕を持たせてます。(ちょっと揺れてるみたい)

フォークはハイテンです。
頑丈な部分なのでなんの心配もないでしょう。(強度的に)
リアのVブレーキは[SHIMANO BR-M590-S]
純正のVブレーキは基礎の破損で使い物にならず。

タイヤはパナレーサーのロードランナー 38C チューブはパナレーサーの米式
凹凸の激しい砂の浮いた舗装路が多く、砂利道もあるので舗装路兼用のブロックタイヤを選択。
35Cのスリックタイヤと比べ、少々巡行速度が落ちましたが、純のブロックタイヤと比べると軽いです。
巡行速度は35Cではフロント45T/リア28Tのギア比、ロードランナーではフロント45T/リア18T。(空気圧620kPa)
シングルスピード化の為に、坂道を考慮してギア比は18Tぐらいが限度です。
砂地や砂利道には十分、舗装路でのノイズはちょっと車体を傾けた時ぐらいしか聞こえません。
しかし、タイヤが重めなのでそれなりに。

ペダルは[Wellgo LU-908]
ツーリング中に破損したペダルを現地調達する為に立ち寄ったショップで購入したもので、
1000円台の代物なので仕上げは荒めです。

左側のペダルのシャフト部のナットが固着しており、若干玉押しも締め過ぎな感じでゴリゴリと・・・。
ソケットハンドルに延長を付けても取れず、万力も固定が甘いので上手く行かず。
最後にペダルをクランクに取り付け、クランクとレンチを固定し、
ナットにハンドルを取り付け、飛び乗る勢いで踏み込み・・・。
「グググ・・バギッ」って感じにナットが外れました。
何か折れたのかと思いましたが、ベアリングもきれいで以後普通に使えてます。
スタンドは[TRANZ FF-R CD-120]
スタンドの長さ調整が可能なタイプで、砂地で食い込むので長めにできたりとちょっと便利。
付属していたスタンドは固着して使い物にならなかった。

ハブは鉄系で錆が出ています。
錆が深いので削っても取れず、結局塗装しました。
新型はアルミハブとのことで、メンテナンスさえ怠らなければ錆び難いでしょう。
私もアルミでホイールを交換したいところです。
ハンドルはALPS 95-2
スチール製 幅500mm 重量350g
やはり、ストレートなフラットハンドルはシンプルで良いですね。
純正のアップライズハンドルは、アルミ製の530mm幅ぐらいで、
何か握り難くすぐに手首が痛くなっていたのですが、
このハンドルにしてから50kmほどの走行では手首は痛くなりません。

ブレーキレバーは[SHIMANO Deore / BL-M511]
コストパフォーマンスの高いブレーキレバーで、シンプルかつ頑丈で文句は無いです。

ベルは真鍮のお気に入りときづきベル
法律上必要なベルですが、歩行者には法的にもモラル的にも使用できません。
ということで、きづきベルで接近を知らせます。
通過する時の挨拶は忘れずに。


ライトホルダーはBikeguyを2つ。
1つはLD20R5、1つは3WLED化したミニマグライト。
安価でシンプルなライトホルダーですが、これより高価な樹脂製のホルダーよりもしっかりと固定でき、
耐久性も高いという優れものです。
キャリアは[ミノウラ MT-800]
安価ですが、耐荷重18kgのクロモリキャリア。
キャリアの形状からサイドバックの取り付けが簡単です。
ダイソーの尾灯を取り付けて後ろもばっちり。



水分補給用にボトルケージも取り付けています。
このケージはペットボトル用なのですが、後からサイクルボトルを買ったので曲げて調整しました。

サイクルボトルは700mlの容量で、夏場の10km程度なら対応できます。
また、片手で飲めるので、安全な場所で走行中に、
交差点の信号待ちなどでブレーキを握りながら飲めるので安心で便利です。
中距離〜長距離のツーリングの時は荷台に1Qの水筒を搭載します。
シングルスピード化で選択したのはシングルフリー[SHIMANO SF-MX30 18T]
テンショナーは[IMPERIAL CHAIN TENSIONER RL-1]
チェーンはカットして使用。
ボスフリーで試験的なSS化をした時と比べて若干加速が軽く、速度が乗るとギア比が変わった様に軽いです。
しかし、相変わらず10%の坂道発進は苦しく、20%は加速しないと失速します。
ですが、段差の乗り降りでもチェーンが外れることはありませんし、
ディレイラーの調整も不要で整備も簡単で耐久性が高いなど、
私はSSの方が魅力を感じられます。
50kmのツーリングは、SSの場合だと結構疲れましたが。


2011/06/20
シートポストを交換しました。
OTAの350mmです。

今までのシートポストはシティーサイクルと同規格のもので、なんだかそれだけでかっこ悪い。
250mmのシートポストは短く最適なポジションを選択できなかったので長い物を購入、
サドルの前後調整にちょっと癖がありますが、シートポストとしては十分かと。
調整範囲を超えてしまったので、後ろのネジは長めの物に交換しています。
サドルは50kmも走れば痛くなってくるので、近々交換予定かも。


その2


2011/07/11

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